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Contentserv クラウド プラットフォームのモードについて

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Contentserv クラウドプラットフォームのモードについて

【ブログ更新 - 2023年9月27日】

皆さん、こんにちは。株式会社Contentserv カスタマーサクセス・プログラムマネジャーの森です。今回は、Contentserv Product Experience Cloud (PXC)のクラウドプラットフォームについて、全5回にわたり解説したいと思います。 

まず第1回では、Contentserv PXCのクラウドプラットフォームで提供しているモードについてご説明いたします。 

Contentserv PXCは元々オンプレミス環境にインストールを行うアプリケーションでしたが日本では2020年よりクラウドプラットフォームでのサービス提供を開始し、現在はクラウドを前提とした販売に切り替えています。Contentservが提供するクラウドプラットフォームはアプリケーション単体では提供していない様々な機能やサービスを提供しています。

以下に、Contentservが提供する2つのモードについてご説明します 

  • Zen (ゼン)モード: 本番環境のみをご提供し、新しいバージョンに追従してバージョンアップが自動化された管理が容易なモード
  • Utility (ユーティリティ)モード: 本番環境とステージング環境をセットで提供し、環境のバージョンアップはお客様のご都合で実行ができるモード

Zenモードは、一般的なSaaSに近い運用方式です。Contentservから定期的に提供しているマイナーバージョンを含む新バージョンがリリースされると自動的にバージョンアップが行われます。プラットフォームの運用や管理にそれほどリソースをかけられないお客様にお勧めのモードです。

Utilityモードは、一般的なSaaSに比べるとややユニークな運用形態で、ご提供する環境のバージョンアップはお客様にて管理いただく形態をとっております。最新リリースを含め直近3バージョンがサポートされており、サポートされているバージョンの範囲であれば自由にバージョンアップやバージョンダウンが可能です。

Utilityモードでは本番環境とステージング環境をセットでご提供します。ステージング環境で新機能や修正された不具合等を確認してから本番環境のバージョンアップを行うことや、カスタマイズを行った機能が最新バージョンでは動作しなくなった場合にバージョンダウンを行い、カスタマイズ機能の改修の間は一時的に1つ前のバージョンで回避するといったことができます。

ZenモードとUtilityモードの主な機能やサービスの違いは以下の通りです(20239月末現在)。

機能・サービス Zenモード Utilityモード
ユーザー・グループ管理 ⚪︎ ⚪︎
ユーザーのグループ自動割り当て ⚪︎ ⚪︎
SAML認証 ⚪︎ ⚪︎
インバウンドトラフィック(IPアドレス)制御 ⚪︎ ⚪︎
CDNサービス連携 ⚪︎ ⚪︎
API Gatewayの利用 ⚪︎ ⚪︎
アクセス解析 ⚪︎ ⚪︎
サポートへのリクエスト送付 ⚪︎ ⚪︎
追加機能(アドオン)の利用 ⚪︎ ⚪︎
カスタマイズ機能の利用 ⚪︎
テナントコピー ⚪︎
スマートドキュメントテンプレートのカスタマイズ ⚪︎
テナントのバージョンアップ 自動  手動※

※サポート対象外のバージョンをご利用中の場合には自動的にバージョンアップが実行されます。

ご覧の通り、Utilityモードでなくては利用できない機能もあり、全機能をご利用いただくことで運用や管理を効率化することができることも多いため、基本的に弊社からはUtilityモードでご提案をしております。

もし、ご利用中のテナントがどのモードで動作しているか気になる方は、テナント管理画面から「一般情報」を参照ください。(テナント管理画面の参照はOwnerの権限が必要です)

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詳しくは以下のヘルプページもご参照ください。


第2回では、クラウドプラットフォーム特有の機能についてご紹介いたします。お楽しみに!

執筆者: 森 正臣(株式会社Contentserv カスタマーサクセス・プログラムマネジャー)


 

Contentserv Product Experience Cloud (PXC)の最新機能について、Contentserv 年次イベントProduct Experience Summit Tokyo 2023にて、当社カスタマーサクセス・プログラムマネジャーの森 正臣よりご紹介させていただきました。

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