食品メーカーのフジッコはデジタル変革 (DX) を進め、最適化と変革の2段階で推進する戦略を採用しています。2023年度を実装フェーズとし、社長自らが指揮を執るDX推進委員会の下、SaaSを導入して業務効率化を図っています。
DX1.0では既存業務のデジタル化と自動化を進め、DX2.0では新たな価値を生み出します。特にContentserv PIMを導入し、PIMを中核としたデータ基盤整備や生産現場の電子化、情報共有の効率化に注力しています。営業本部ではDX推進課を新設し、Salesforceの活用や営業メンバーの自律性向上に成功しています。2024年度にDX2.0への展開を見据え、組織風土の変化に取り組んでいます。