2025年3月25日
商品情報管理(PIM)のクラウドサービスプロバイダーである株式会社Contentserv(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 信明)は、B2C製造業における商品情報管理の実態に関する調査を実施し、その結果を公開しました。(https://www.contentserv.com/ja/reports-and-surveys/b2c-product-information-management-2025)
本調査は、年商100億円以上・従業員100名以上のB2C製造業企業に勤める経営企画、マーケティング、営業企画/戦略、DX推進、IT、EC担当者102名を対象に実施しました。
2025年1月にContentservが実施した消費者調査では、82.0%が「商品情報の相違が購買判断に影響を与える」と回答し、正確で一貫性のある情報提供の重要性が改めて浮き彫りになりました。
こうした背景を踏まえ、今回は企業側、特にB2C製造業のEC、マーケティング、デジタル戦略の担当者に焦点を当て、商品情報管理の現状と課題、今後の注力領域について調査を行いました。
【調査結果概要(一部公開)】
こうした状況の背景には、取り扱う商品点数やチャネルの増加、そしてマーケットプレイスや自社EC、SNSなど多様な接点ごとの仕様対応の負荷が挙げられます。また、視覚情報の重要性が増す一方で、それらを効率的に管理できる体制が整っていない企業も多く、属人化や手作業への依存が課題となっていることが示されました。
この結果から、企業がブランド価値の維持と向上を目指しつつも、それを支える体制・リソースが不十分なことが浮き彫りとなりました。特に、統一されたブランド体験を実現するには、正確で一貫性のある商品情報の整備と、部門横断的な連携が不可欠です。
本調査を通じて、B2C製造業における商品情報管理は、属人的で非効率な運用から脱却し、戦略的に活用すべきフェーズにあることが明らかになりました。一方で、情報の更新負荷や視覚コンテンツの管理、人材・スキル不足など、現場には多くの課題が残されています。
また、消費者側では「情報の不一致」が購買の障壁になっており、企業が正確で一貫性のある情報をすべてのチャネルで適切に届けることの重要性が浮き彫りになりました。
今後、企業が競争力を高めるには、
といった取り組みが不可欠です。
商品情報は、もはや管理項目ではなく、顧客体験と売上に直結する戦略資産です。
Contentservは、こうした課題に向き合う企業を支援し、持続的な商品情報基盤の構築と、あらゆる顧客接点でのブランド価値向上を実現します。
■本調査レポートの完全版は、こちらよりダウンロードください。
■ 調査概要
Contentservは、商品情報管理 (PIM) 、デジタルアセット管理 (DAM) を統合した Product Experience Cloudを展開しています。AIを搭載したプラットフォームによって、マスターデータの管理、販売コンテンツの生成から広告配信、販売チャネルへの連携、売上分析までの一連のプロセスを一元管理することができます。Contentservは、89カ国1500社超に導入され、マーケティングや営業、アフターサービス等、さまざまな部門で利用されています。
詳細はこちら: https://www.contentserv.com/ja/