2025年1月28日
商品情報管理(PIM)のクラウドサービスプロバイダーである株式会社Contentserv(本社:東京都港区、代表取締役社長:渡辺 信明)は、2025年1月8~9日に、オンラインショップと実店舗の両方で月1回以上買い物をしている20歳〜60歳の一般消費者111名を対象に、商品情報の充実が購買行動に与える影響調査を実施しました。(https://www.contentserv.com/ja/reports-and-surveys/product-information-impact-survey-report-2025)
オンラインと実店舗を併用する購買スタイルが定着する中、販売チャネル間の商品情報の不一致が、購買意欲の低下やブランド信頼の損失につながることが明らかになっています。 では、消費者はオンラインとオフラインのどのチャネルで、どのような情報を確認し、購買判断をしているのでしょうか。本調査では、オンラインと実店舗の両方で月1回以上買い物をする20歳〜60歳の消費者111名を対象に、購買行動における情報の重要性や課題について分析しました。
主な調査結果:
01|約半数の消費者が、オンラインショップと実店舗での商品情報の相違を経験
02|82%が商品情報の不一致が購買判断に影響すると回答。 最大の理由は「どちらの情報が正しいかわからない」(57.1%)、約4割が「サイズ表記」の不足により購入を断念した経験あり
03|理想的な商品情報の提供として、半数以上が「オンラインと店舗での情報の一元化」や「詳細な商品写真・動画」を求める
【調査結果概要(一部公開)】
「Q3.オンラインショップと実店舗で商品の情報が異なっていた経験はありますか。」(n=111)と質問したところ、「ある」が45.9%、「ない」が54.1%という回答となりました。 そして、情報が異なっていた経験があると答えた45.9%の方に、「Q4.どのような情報に違いがありましたか。(複数回答)」(n=51)と質問したところ、「色・デザイン」が43.1%、「サイズ・寸法」が41.2%、「商品スペック」が37.3%という回答となりました。
「Q5.オンラインショップと実店舗で商品情報が異なる場合、あなたの購入判断にどの程度影響がありますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に影響がある」が33.4%、「やや影響がある」が48.6%という回答となりました。
質問5で「非常に影響がある」「やや影響がある」と回答した方に、「Q6.その理由を教えてください。(複数回答)」(n=91)と質問したところ、「どちらの情報が正しいか判断できないため」が57.1%、「情報の信頼性が低下するため」が44.0%、「購入後のトラブルが心配なため」が42.9%という回答となりました。
消費者は、オンラインと実店舗で商品情報が異なると、どちらを信頼すべきか判断できず、購買をためらう傾向があります。特に「サイズや質感の違い」や「好みの色味・素材感の不一致」に対する不満が多く、実物とのギャップに戸惑う声が寄せられました。例えば、「サイズや質感が異なると購入を見送る」「正確な情報がないと不安になる」といった意見が挙げられています。
本調査により、消費者がオンラインと実店舗間で一貫した商品情報の提供を強く求めていることが明らかになりました。特に、「色・デザイン」や「サイズ・寸法」の相違が購買判断に大きく影響し、約4割の消費者がサイズ表記の不足により購入を断念した経験があることが判明しました。 企業にとって、すべての販売チャネルで統一された正確な商品情報を提供することが、購買機会の最大化と顧客満足度の向上に不可欠であることが示されています。
■本調査レポートの完全版は、こちらよりダウンロードください。
■ 調査概要
Contentservは、商品情報管理 (PIM) 、デジタルアセット管理 (DAM) を統合した Product Experience Cloudを展開しています。AIを搭載したプラットフォームによって、マスターデータの管理、販売コンテンツの生成から広告配信、販売チャネルへの連携、売上分析までの一連のプロセスを一元管理することができます。Contentservは、89カ国1500社超に導入され、マーケティングや営業、アフターサービス等、さまざまな部門で利用されています。
詳細はこちら: https://www.contentserv.com/ja/