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導入事例: 家庭用品リーディングメーカーLeifheit社 | Contentserv

作成者: Contentserv|2021/07/22 13:01:33

Leifheit 社ついて

Leifheit (ライフハイト・コーポレーション)は、60年以上にわたりヨーロッパで家庭用製品を提供しているリーディングカンパニーです。 ドイツのナッサウに本社を置き、従業員数は約1,100名、製品を製造し、世界80カ国以上に出荷しています。ドイツ、フランス、チェコ共和国の5つの物流・生産拠点を含め、14の海外拠点・支店を有しています 。ブランドビジネスに加え、フランスの子会社BirambeauとHerbyではサービス指向のボリュームビジネスを展開しています。

導入前の課題

同社は、膨大な量の商品データや画像を抱え、それらを管理し、さらに翻訳して企業のウェブサイトや小売店、 代理店など、社内外のチャネルに配信する必要がありました。商品カタログひとつをとっても、80カ国超の小売店にそれぞれの言語で共有する必要があります。しかし、このプロセスは手動で行われることが多く、不透明でエラーが発生しやすい状況でした。中核となるソリューションがなく、商品情報やデジタルアセットを分かりや すく管理し、データの品質チェックを簡素化して、商品カタログを全チャネルに自動供給することができていませんでした。

こうした課題に直面し、ライフハイト社は、商品コンテンツの品質を管理し、遅滞なく市場に提供するために、 プロセスを自動化・標準化する商品情報管理システムを探していました。

要件

同社が直面していた課題は、システムやプロセスの一元化と既存システムとの統合でした。そのためには商品情報とすべてのデジタルアセットを一元化し、維持・管理できるソリューションが必要でした。具体的な要件は次の通りです。

  • 直感的なワークフローによって、国際的に標準化されたプロセスをコントロールでき、メディアニュートラルな商品データおよびアセットの作成、管理、メンテナンスができること
  • データの導入から公開まで、管理の透明性が高いこと
  • 企業のコーポレートデザインに合わせてマーケティング資料を容易にローカライズできること
  • 取引先やポータルへエクスポートするための、柔軟性の高いインターフェースがあること
  • 大量のデータを効率的かつ高パフォーマンスで柔軟にインポート/エクスポートできるオプション
  • たまにしか使わないユーザーでも簡単に操作できるUI

ソリューション

ContentservのPIMは、データのインポート、品質チェック、エンリッチメント、パブリッシュを行う、全商品情報の単一ソースとして導入されました。さらに、参照するデジタルアセットの管理とメンテナンスを行うために Contentserv DAMも活用されています。また、Translation Managerを導入し、コスト効率よく透明性をもって翻訳業務を管理し、Contentservの各オブジェクトと翻訳とのシームレスな統合を実現しています。

商品データ、デジタルアセット、および翻訳に関するすべての自動化、プロセス、タスクは、ライフハイト社の 標準化要件に従ってWorkflow Managerで包括的に制御および設定されています。これにより、翻訳やローカリゼ ーションは、同社のサプライヤー、ディストリビューター、サービスプロバイダーなどのネットワークにとっても、各段にシームレスになりました。Contentservが提供する直感的なポータルインターフェースを介して、商品情報やメディアデータにアクセスできるようになり、多言語でのエクスポートも柔軟に行われています。追加作業は一切不要です。

また、既存のSAPと統合したことにより、ERPシステムのマスターデータと継続的にやり取りが交換可能になり、 価格や属性の変更が人手を介さずに即座にPIMに反映されるようになりました。

導入効果

現在、ライフハイト社はデータのメンテナンスやデータ提供にかかる労力を大幅に削減し、貴重な時間とコストを節約しています。Contentserv導入により、同社は取引先に対して、完全で正確かつ一貫性のある商品カタログを、必要な範囲でリアルタイムに提供できるようになりました。さらに、小売店が独立してシステムにアクセスできるようになったことで、シームレスなデータの伝達が可能となっています。

当社は幅広い製品を取り扱っています。Contentservのソリューションを導入したことで、商品情報を効率的に作 成・管理できるだけでなく、関連するすべてのチャネルに簡単かつダイレクトにエクスポートすることができる ようになり、大変助かっています。

Leifheit Corporation

Digital Business Development部 部長 Kim Schiefer氏